コーチが無力になる瞬間

親子

サポートする相手から、「できない」「難しい」「無理だ」と言われたときにコーチングの展開で行き詰まってしまうことがあるようです。

そのときに、「できない」という相手の心の動きについて理解し、どんな質問をしていけば
相手はできない思考から抜けることができるのかご存知ですか?

一つの例としては、時間がなくて、部屋の掃除ができない。というものがあります。

「できない」と表現することで時間を理由にすることができ、それが原因だから自分にはできない、と他責に表現されている場合があります。

また、この場合の「できない」は短い時間の中で掃除をする「能力がない」という
表現ともとれます。

もし、「~したくない」という表現にしてみるとどんな感じがするでしょうか。

掃除がしたくない。

どちらかというと時間など関係なく、こちらが本音かもしれません。

そうなると、「時間」は単なる言い訳にすぎなくなることに気がつきます。

部屋の掃除の時間を他にどんなことに使っているのか?

そちらの動機が部屋の掃除より勝っているからでしょう。

何を重視しているのでしょうか?

それを選択している自分に気づき、認める方ができない自分を責めるよりは楽になれるかもしれませんね。

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家族と一緒にNLP 
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以前、名古屋で受講されている主婦の方にとても面白いお話を聞きました。

NLPの前提となっている「地図は土地ではない」というものを家族の中で活用しているそうです。

あるとき、子どもがことわざカードで遊んでいたそうです。

「犬も歩けば」というカードとみてその後に続く言葉を当てるそうです。

彼女は、それをうまく活用して、金子みすゞさんの「みんな違って、みんないい」をことわざカードのように分けました。

子「お母さん、○○ちゃんなんか
  まだ、スプーン使ってご飯食べているのよ」

母「みんなちがって」

子「みんないい・・・わかった!」

親が言い聞かせるより
このように、子どもが自分の言葉から
理解することの方が、行動に移しやすいのです。

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